GB350Sオイル&オイルフィルター交換
前回の記事にもあるように、鳥取ツーリングで軽く800kmほど走ってしまい、1000km初回点検時のオイル交換から3000km手前まで走行したのでオイル交換を実施。
その際にフィルターも一緒に交換しましたが、ワコーズの良いオイル(?)を入れるので折角だしフィルターも一緒に交換しちゃおう、ということでフィルターも交換しました。
↓前回の記事はこちら↓
以下ざっくり作業手順。
使用部品・使用オイル
オイルはワコーズのプロステージS 10W40。
GB350/Sはフィルター交換関係なしにオイル必要量は2Lなので1L缶を2本購入。2090円×2本で4180円。
指定オイルがホンダのG1で粘度が5W30なのかな?これから暑くなるし初めての空冷で熱量も未知なのでとりあえず固くてもええやろwってことでプロステージSの10W40にしました。バイクだと必要量が少ないからオイル代が安くなっていいですね。
フィルターとパッキン類はデイトナのオイル交換パーフェクトセット。
これはオイルフィルター、ドレンパッキン、フィルターパッキン、オイルゲージパッキン?がセットになっている優れもの。定価は1980円と純正品を買った方が安い気もしますが、Amazonでは半額の990円で売っていたのでそちらで購入。
ちなみに、もともとはオイル交換のみの予定で、別でホンダドリーム店頭でドレンパッキンだけ単体で購入していました。66円です。Amazonとかで社外品を買うよりかは純正品のほうが安い気がします。
オイル抜き
サイドスタンドでもセンタースタンドでもどちらでもいいですが自分はセンタースタンドで立ててオイルを抜きます。
サイドスタンドのほうが揺らしたりしてより多くのオイルが抜ける(らしい)。
抜く前にオイルレベルゲージを外しておきましょう。
オイルを抜く前に軽く暖気するかしないか人によって違いますが、自分は暖気してからオイルを抜きます。
車体下部にあるオイルパンの左寄りにドレンボルトがあるので12mmのメガネレンチで緩めます。上に向かって止まっているので回す向きに注意。
あと、暖気をするとオイルも熱くなるので火傷しないようにうまい具合にボトルを外します。自分はボルト抜いたらそのまま手を離して下に落としちゃいます。
自分の住んでいる地域は、オイルを可燃ごみとして捨てることができるので廃油処理パックに廃油を入れます。地域によってはダメなところもあると思うので、各自治体に確認したほうがいいです。
ダメな場合はまずはトレーに入れ、オイルを入れて空になった容器に移してディーラーか何処かへ持っていけば処理してくれると思います。たぶん。
先ほど落としたドレンボルトを回収したらパーツクリーナーできれいにして新しいドレンパッキンを入れます。
ドレンパッキンの向きをドリームで確認したんですが、向きはありませんとのことで驚き。自分はツルツルで丸くアールになっている方がオイルパン側、角ばっている方がドレンボルト側という認識でした。指定トルクで締め付けることにより、丸くなっている部分が潰れてより密着する、と。
人によっては逆向きのほうが正しいっていう人もいるし、ある意味向きがありませんって回答は正しいような気がします。
実際オイルが漏れなければOKなので深いことは気にせず進めましょう。
ちなみに、古いドレンパッキンは丸いほうがオイルパン側でした。
オイルフィルター交換
オイルを抜いている間にフィルターの交換をします。
とりあえず車体右側にあるフィルターカバーを外します。こいつは8mmのメガネで緩めます。
ここの指定トルクが10N・mくらいでと結構小さいので、予めアイマークをうっておきました。これで締め付ける際ここまで回せばいいと一目でわかります。
2本のボルトを外したらカバーを外すんですが、ここでウエス等で下側を抑えておかないと、内部に残っているオイルが流れ出てきた際に大惨事になります。脳死で作業していたのでその事をすっかり失念しており、見事にやらかしました()
溢れたオイルはパーツクリーナーで拭けばいいんですか、GBのクランクケースとかの塗装はパーツクリーナーに弱いらしく、納車時に営業の方に”クランクケース等をパーツクリーナーで拭くと塗装が剥げる”との注意を受けました。
もしクランクケース等に付着した場合は乾拭きだけにしておきましょう。他の部分はパーツクリーナーでいいと思います。
ある程度オイルが抜けたらフィルターをラジペンとかで引っこ抜きます。どうせ捨てるものなので雑に取り外しちゃいましょう。このときも微妙にオイルが出てくるのでウエスで押さえておきましょう。
中に残ったオイルもきれいに拭き取ったら、新しいオイルフィルターを突っ込みます。ゴム部分がある方が車体中側です。適当に入れましょう。
続いてはカバーについているパッキンを精密のマイナス等を使って取り外し、新しいパッキンを装着します。装着する前に新しいパッキンに軽くオイルを塗っておきます。密着性が上がるとかなんとからしい。
必要なものをセットしましたが、その前にフィルターカバー内に残っているオイルもきれいに拭き取ります。写真撮り忘れました。
使い回しの写真に見えるけど使い回しではないです。
フィルターのくぼみにフィルターカバーのスプリングがくるように取り付けます。先程うったアイマークの位置までボルトを締め付けたらフィルター交換は終了です。
指定トルクが低く、少し心配だったので、若干アイマークより多めに締め付けました。
オイル入れ
そうこうしている間にオイルもだいぶ抜けているので新しいオイルを入れる前にドレンボルトを締め付けます。指定トルクは24N・m。
オイルパンのドレンボルト付近をきれいにして、古いオイルが垂れてくる前にさっと締め付けるんですが、正直無理ゲー。長時間しっかり抜けば行けるのかな。
オイルが付着していると当然パッキンも滑るので、オーバートルクに注意。
次回交換時にオイルを拭き取ると消えるだろうけど一応ここもアイマークをうっておきます。
じょうごを使ってオイルを直接注ぎ込んでいきます。
車のオイル交換をする際に使ったペットボトルをカットしたじょうごはGBには大きかったので使えませんでした。残念。
オイルを入れ終わったらエンジンをかけて適当に放置してエンジン切ってまた適当に放置してレベルゲージで確認。多分ヨシ!
こんな感じで作業自体は簡単なので、好きなオイル入れたいとかあれば、自分でやってみてはどうでしょうか?面倒くさがりとかオイルにこだわりがなければお店に頼むのが1番ですが・・・。
メモ
作業日 2022/4/9
交換時走行距離4010km
おわり