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車とかバイクとかお出かけとか

限界日帰りツーリング 2 ~新潟/中田製作所~

お久しぶりです、すがげんまいです。

 

ぼちぼち更新しようと思い半年以上経過して、気がつけば年も変わってました。

おかしいナ(^.^;

ま、次が数ヶ月後数年後になるかもしれませんが、不定期で更新はしていきます。たぶん。

 

 

久しぶりの記事はネタとして扱いやすいものがいいと思うんですよね。

となると、これしかないですよね。はい、限界日帰りツーリング

おかしなことに前回の限界日帰りツーリングから半年も経たずに2回目をやってしまいました。アホかな?アホです。

 

↓前回の限界ツーリング記事↓

genmailog.hatenablog.com

 

バイクの日(8月19日のことです)にどこか行きたいねと話をしていたところ、前回一緒に行ったたいしくんが何年も前から行きたいと言っていた”中田製作所”というラーメン屋さんがあり、「いやもうそこでいいじゃん」ということであっさりと決まりました。

その中田製作所があるのが新潟県五泉市だったというわけです。

片道450kmオーバー、最短ルート避ければ1000kmオーバーも見えてくる、そんな場所に日帰りで行ってきました。

果たして、無事(?)に帰ってくることはできたのか・・・・・?

 

以下、ムダに長い本編(記憶が曖昧で当時のツイート見つつ書いてますスンマセン)

ツーリングスタート(序章編)

まずは集合場所へ

AM:2:50頃

起床。目的地が目的地なだけに、それはもう朝は早い…。

テレビつけたらリコリス・リコイルというアニメがやってました。とりあえずオタク皆好きと言うのはTwitter情報で知っていましたが、自分は見ていないため全く内容がわからず、とりあえず安済知佳さんの声で目が覚めたみたいです。

 

 

3時半ごろに出発。夏とは言え早朝の空気は少しひんやり。

下はジーンズ、上は長袖のインナーに半袖Tシャツ、そしてフルメッシュジャケット。

走り始めは良かったものの、集合場所の瑞浪市内R19沿いのコンビニに着く頃には身体が冷え切ってました。サムイ。。。。。

自転車用のウィンドブレーカーを念の為持ってきて大正解。それでも少しマシ程度で寒いことには変わりなく、開幕からハードモード過ぎワロタ状態。

 

AM4:50頃

集合場所着。

 

ちなみに、今回たいしくんはマッマのクロスカブで参戦でした。

寒すぎワロタなのでレッドブルではなくホットコヒー

岐阜県瑞浪市 ~ 長野県大町市

AM5:00頃

長めの休憩とホットコーヒーで温まったところで新潟に向けて出発。

相変わらずの寒さと、缶コーヒーのカフェインで尿意に襲われ1時間も走らずにコンビニへピットイン。バイク+カフェインは尿意との格闘ですよ、本当。

 

用を足したら再出発。

途中木曽でクロスカブに給油をしつつ、ひたすらR19を北上。

塩尻で1本逸れ、長野市方面へ案内されるかと思ったら、逸れたまま北上して木崎湖方面へ。あれ、GoogleMapさん????

 

なんだかんだ時刻は9時過ぎ、だいぶ日も昇って暖かくなってきました。

 

AM:9:20頃

逸れた先の大町のファミマで軽い朝食を摂ることに。本当に日差しが暖かい。このあとは暖かいから暑いに変わっていくわけですがね・・・・・・。

 

スンバラシイほどに快晴

長野っぽさ?田舎っぽさ?を感じつつまったりとしたところで、新潟に向かいます。先はまだまだ長い・・・。

 

長野県大町市新潟県糸魚川市

自分の頭の中では勝手に長野市経由からのR18で上越に抜けると思ってたんですが、Google先生的にはR148で糸魚川に抜けたほうが早いらしい。ウーーーーーーーーーーーーーン。

ま、Google先生を信じるしかないので案内通りに進みます。 

 

木崎湖を横目にひたすら走らせます、クロスカブを。

運転中なので写真は撮れるわけもないんですが、大町のファミマからバイク交換をしまして、人生で初めてカブを運転しました。50cc含め、これまでカブは乗ったことなく、シフトチェンジに結構苦労しました。笑

慣れれば普通に運転できると思うけど、結構ギクシャクしながらの運転に。

初めて乗る乗り物ってどんなものでもワクワクするもので、時間が経つのもあっという間でした。

 

頭にGoProつけてたから写真できた

AM11:30頃

気がつけば2時間程度走っており、ついに日本海側に到達。とりあえずコンビニで休憩。

 

日本海に乾杯🍻

完全に夏の日差しとなったのでレッドブル解禁。アゲていきます。

 

新潟県糸魚川市 ~ 秋葉温泉 花水(新潟市

PM0:00頃

レッドブルを注入したところで本命のラーメン屋さんに向かいます。

日本海の景色を楽しみつつ、延々と走ります。バイクはお互いのものに戻してます。

 

景色がええ

 

道中、再びクロスカブに給油。燃費が鬼良いとは言え、タンクが4Lちょいなので航続距離は短い…。カブ全般そうですが。

タンクデカかったら最強の乗り物になりますよ。と思ったけど上りはGB同様しんどいと思ったし、いうほど万能ではないかもしれない。万能だけど。

 

給油時点で午後1時40分くらい。クロスカブひたすら全開で走れば、15時までの昼営業にぎりぎり間に合うかどうかの瀬戸際。

まぁ急いでなにかあったら嫌だし、ここはゆっくり行こうということに。

ただ、それだと夜営業まで時間がある・・・・・。それならもう温泉行くしかない…!

ということで、コンビニで休憩しつつラーメン屋の近くに温泉がないか検索。そこで見つけたのがCasui – 秋葉温泉 花水(かすい)というところ。

何故か北海道に行っていた愛知県内に住んでいるフォロワーもフェリーで新潟に戻ってきていたので、花水で合流することに。

 

Casui – 秋葉温泉 花水(かすい)

PM4:00頃

秋葉温泉 花水着。

 

花水外観

ぱっと見温泉に見えないくらいオシャレな建物。

少ししたらフォロワーのもつにこみくんが来ました(以下もつくんで)。

乗ってきた車がまたとんでもない車でして・・・。そこについてはまた後ほど触れます、少しだけ。

 

とりあえず既に疲れ切っているので温泉で癒やされます。入館料910円。安くはなく高くもないという感じ。シャンプー等も備え付けがあるので、入館料だけで済ますならタオルさえ持っていけば問題ありません。レンタルタオルもあるので最悪お金だけ持っていけばなんとかなります。

 

泉質はおぼえてないんですが、結構ヌメッとした感じで自分好みのやつでした。

語彙力ないのでこれくらいで^^;

 

温泉から上がったらそれはもうわかりきっていたんですが、ってやつですよ。

畳に座ったらもう動けません。そらもうこんな状況ですからね。

起きてから14時間、それなのに未だに行程の半分にも到達していない。これはもう前回とは桁違いにこの時点で絶望しかないですよ。

それでもここまで来たからにはやり遂げるしかない。

まずは本来の目的であるラーメンを食べに中田製作所へと向かいます。

 

そして事件が・・・・・・。

 

中田製作所(の前の一波乱)

PM6:;00頃

やっと中田製作所に到着。

荷物をクソデカ箱から出そうと鍵を出そうとするも、鍵がない。

ポケットの中、タンクバッグの中、ありとあらゆる場所を探してもない。

そう、

 

クソデカ箱の鍵を落としてしまったのである!!!!!!

 

ワロタ。いや笑えんやつ。本当に笑えないやつ。

ポケットに入れたらよっぽど走行中に落ちることはない・・・はず。

まずはダメ元で温泉に確認。わざわざ駐車場まで確認に行っていただきました。

結果

 

アリマシタ

 

どうやら出発前にポケットに入れたつもりが入っていなかったみたいです。

本当にヨカッターーーーーーーーーーーーーー。。。。。。。

 

もつくんの車に乗り込んで再び温泉へ戻って鍵を無事に回収し、今度こそ、ラーメンを食べる!!!!!

 

中田製作所(本当に食べます)

中田製作所 外観

PM6:30頃

やっと中田製作所に到着。(2)

ちょうど10周年くらいのタイミングだったみたいです。

メニューをどうするか迷い、ひとまず店員さんにオススメを聞く。

おすすめされた背脂ブラックを注文。他のお客さんはバカ盛りのライスや普通のライス、とりあえずライスを一緒に注文している人が多かったんですが、二杯食べるか迷っていたのでとりあえず自分はライスはパス。

 

背脂ブラック(790円)

美味しかったことは覚えてるんですが、具体的にどうかとかはあまり覚えてないんですヨ・・・。

とにかく味が濃かったことははっきり覚えています。富山ブラックに近い用な感じだったと思います。皆ライスを注文しているのも納得できました。これは米が進むやつ。

 

お腹に余裕があったので普通のラーメンも注文。こちらも美味しかったです(語彙力無し)

 

らーめん(770円)

 

本当に美味しい二杯でした。もし行きたいと思った方、極端な少食でなければライスも一緒に注文することをおすすめします。50円です。安い。

バカ盛りのライスもあるっぽいんですが、本当にバカ盛りなので注文する際はよく考えて。ぼくでは間違いなく食べきれないくらいの量でした。

 

じごくのはじまりツーリング(本編)

ここまででも十分胸を張ってツーリングと言えますが、ここまでは序章に過ぎません。

多少キツかったけど、所詮多少です。10段階で表すなら、せいぜい2とか3くらいのキツさ。

ここからが本当の限界ツーリングのスタートです。

今まで経験した中で、おそらく、1番キツいと思える、楽しい楽しい限界ツーリング、はーじまるよーーーーーーーーーーーーーーー(棒)

 

新潟県五泉市新潟県妙高市

ラーメンを食べ終え、いよいよ本当に折り返し地点。長い道のりをひたすら走り続けます。

 

ワケワカランねコレ


これから休憩無しで約10時間の道のり。時刻は午後8時前。しんどすぎィ!

 

我々は学習しました。夏とは言え、早朝の山間部は普通に寒い。そして、夜もおそらく寒いであろう、と。

そこで帰路につく前に服を現地調達。運良く中田製作所のすぐ近くにワークマンがあったので、ワッフル生地?の長袖Tシャツを購入。780円。いまでは仕事着として活躍してくれています。

購入後すぐにお着替え。アンダーアーマーのインナーは身体を冷やしてくれる感じのやつなので、確かその際に脱いだ気がします。一瞬だけ上裸になった記憶があるので。

 

もちろんレッドブル注入

 

ここからが本番なので再びレッドブルを注入します。このときはホンダ缶だったんですね。

 

PM8:00頃

レッドブルを注入したところで出発。

もちろん外は真っ暗。二輪のライトは心もとないので、もつくんの車が先頭。先頭が車ってだけで安心感が桁違いです。街頭ない道路に案内されたら本当に怖いですから・・・。

ワークマンで買った長袖シャツ+ウィンドブレーカーのお陰で行きよりもだいぶマシになりました。暖かいとまではいきませんが、全然耐えられるレベルにはなりました。まだ平野部で山間部に突入してないおかげなのかもしれませんが。

 

そして途中で給油。

GBの燃費が良いとは言え、流石にワンタンク1000km走行は不可能なので、長岡市内のガソリンスタンドへピットイン。

iPhoneのアプリに給油データを登録して実燃費が出たんですが、まさかの燃費でビックリしました。

なんと

 

49.90km/L

 

オホホホホホホ。素晴らしい、過去最高燃費を叩き出しました。これは燃費を意識した運転をすればリッター50キロも夢ではないです。

 

ちなみに、クロスカブはリッター70キロオーバーらしいです。さすがカブ、すげぇ。

 

燃費の結果に喜びつつ、給油を済ましたら出発。とりあえず山に入る前に休憩しようということで、妙高市にある道の駅あらいへ。

 

PM11:20頃

道の駅あらい到着。

いや、もうめちゃくちゃに眠い。稼働開始して20時間超えてますからね、そら眠いですよ。

 

もちろんここでもレッドブル注入

 

ここまで来ると躊躇うことなくレッドブルを買ってしまうよね。

 

さて、少しツーリングからは逸れますが、ここで温泉のところで少し触れたもつくんの車のご紹介を。

この車は・・・・・・・・・・?

ホンダのトルネオです!ホンダのアコードです!!

いすゞのアスカです!!!!!!

希少マイナー車ワロタ。もつくんが買うまで存在すら知らなかったですね、はい。

ちなみにいまは手放したようで、新たなオーナーが所持しているらしいです。

 

新潟県妙高市 ~ 長野県飯島町

(シンドすぎてこの辺から先の写真はありません)

 

休憩を済ましたら、出発するしかなくなるわけですが・・・。

正直、ここから先はツライ以外の記憶が殆どありません。

寒い、眠い、シンドイ、ツライ。。。。。ただただ苦痛な時間が過ぎていくだけ。

3人全員がほぼほぼグロッキー状態でひたすらR18を南下します。

常識を持っている人は疲れたときや眠たいときはしっかり休憩しましょう!

 

途中、長野市内のガソリンスタンドでクロスカブラスト給油をしつつ、岡谷で一度目の限界を迎えることに。

 

AM3:40頃

岡谷市内のセブンイレブンで休憩。既に稼働時間24時間突破。

どうにもしんどくてアスカの車内で数分だけ目を瞑って休憩。もつくんは少しだけ寝てたっぽい?

ほんの少しの休憩を経て再出発。

R153に抜けて更に南下していきます。

しかしまたすぐに限界が来ます。シンドイ。

 

AM5:10頃

すぐにやってくる二度目の限界。

道の駅田切の里へピットイン。

眠気が尋常じゃない。トイレで用を足し、どうにも無理と判断。

遂にアスファルト上で横になって仮眠することに・・・・・・。

いやーーーー、ほんの数分とはいえね、アスファルトで横になって寝るなんて人生で初めてですよ。それくらいキツかったんです・・・・。

 

ただ、数分の仮眠の効果は結構すごくて、眠気がガッツリ飛びました。この仮眠のお陰で、身体もメンタルもそこそこ復活しました。これなら余裕で帰れるねくらいの勢い。

 

長野県飯島町 ~ 愛知県

シャキッとしたところで再出発。

身体が良くなり道もR153は走り慣れているので、何の問題もなく走っていきます。

 

AM7:45頃

道の駅どんぐりの里いなぶ着。

ここまで来たらもう家も同然。個人的にはここがラスト休憩。

ここから先、足助のあたりでたいしくんのともつくんとはルートが変わるので、ここで軽く駄弁って実質解散。

 

遂に日帰り(?)ツーリング完遂

AM10:00頃

何事もなく無事帰宅に成功。

 

 

このツイートのとおりなんですが、約30時間945kmのツーリングになりました。24時間以上経過しているけどほぼ寝ていないので日帰りヨシ!

日帰りの定義とは一体・・・・

日帰りの定義はさておき、宿泊なしの下道オンリーツーリングでの最長移動距離を更新しちゃいました…。前回の限界ツーリングもかなりの限界具合だったのに、半年も経たずにその限界を突破してしまいました。。。おかしすぎるなぁ。

 

本当にお疲れさまでした。

 

移動ルート

GPS Track Recorderログ

外出時間30時間おかしすぎて笑うしかない。

今回は前回ほど府県をまたいでいないですね。

愛知→岐阜→長野→新潟→長野→愛知

地図見ればはっきりわかるけど長野県は南北に、新潟県は東西に長い。東名新東名走ってるとよくある”まだ静岡かよ”現象が”まだ長野(新潟)かよ”として、長野と新潟にも存在します。横断(縦断)する際は覚悟を持って行きましょう。

 

まとめ

日帰り900km以上はやるもんじゃねぇ

好んでやる人ほぼほぼいないと思うけど笑

 

今回のツーリングはかなり無駄が多かったので、より多くの時間がかかりました。休憩は毎回30分前後、昼営業に間に合わず夜営業まで空き時間ができてしまった等。この辺を考慮すると、単純に900km走るだけが目的と言うか目標のツーリングなら24時間以内にできますね。おそらく。

 

正直このツーリング中、どうせなら1000km突破したいという気持ちも結構ありました。結果、体力的に無理でしたが、いつか1000kmオーバーもやってみたいと思ったり思わなかったり・・・。

 

常識をお持ちの皆さんは、決してこのような馬鹿でアホでツライ以外何もないツーリングはやらずに、楽しめる範囲でツーリングへ行きましょう!!!!

 

最後に

本当に記事がムダに長くなってしまいました。

記事を分割しようか迷いましたが、それだと余計読みにくくなるかな思い、長くなるけど1つの記事にしちゃいました。

最後まで読んでくれた方、ありがとう!!!!!!!

これからもブログ読んでくれると嬉しいです。不定期更新だけど!

 

 

 

 

 

おわり