前期型FD2シビック純正インターナビ→プレミアムインターナビ交換 その2
前回の記事の続きから。
バックカメラ配線加工の次に行ったのはUSB端子とHDMI端子の取り付け。
ナビ交換にあたってちゃんとUSB端子を付けたいし、できればミラーリング対応させるためにHDMI端子も取り付けたいと考えていました。そして取り付けるからには綺麗にまとめたい。
そこでみんカラで見つけたのがこちらの記事。
純正のホルダーを加工して取り付けようというものです。
ホルダーASSY HDMI&2USB(品番:39115T2JH01)、ディーラーで注文。価格は803円でした。若干値上がりしてますね。
HDMIケーブルはエクリプスのHDMI接続ケーブルHDMI114、USBケーブルはhirotoolsというメーカーの純正品番 08A41-0U0-020 の互換品を購入。
ホルダーが1つ余るのでもう1つUSB端子をつけることに。折角ならType-Cがいいけど車用でそんなものは多分ない…。車用がないならバイク用でいいじゃない!
ということでドン。
アクセサリ連動のUSB電源。バイク用だけど仕組み自体は同じなのでこいつを車に流用します。
取り付け方の詳細は省きますが、赤の線をアクセサリー電源に接続、黒をアースに落とすだけです。
ケーブルの固定はホットメルトを使います。
Type-Cは差込口が狭く、使えるケーブルが限られるので先端をカットして突っ込みました。
完成品。かなりいい感じ。この写真を撮ったあとに追加でホットメルトを流し込んでガッチガチに固定。
ホルダー側の加工が終わったので次に車体側の加工をしていきます。
型紙を貼り付けてカッターなどで切っていくだけですね。
キリを使って細かく穴をあけてからカッターの刃を入れると楽に切れます。
こんな感じ。
穴あけ位置はオーディオパネルの下の部分。ここくらいしか埋め込む場所がありませんでした。
この場所の下の方に穴を開けてしまうと、何かのフレーム?金属部分と干渉してしまうのでなるべく上の方に穴あけすることをオススメします。
FD2にこんな加工する人はいないと思うけど。
先程完成したホルダーを埋め込むと・・・
めっちゃいいやん。
我ながら完璧すぎる出来栄え。
やることはやったのでナビのインストール作業に移っていきます。
前日に注文した物が翌日に届きました。早い。サンキューアマゾンプライム。
前の記事でも少し書きましたが、24PINの逆カプラと17PINのハーネスを組み合わせて強引に取り付けます。
ここまでするなら普通に社外ナビ突っ込んだほうがいいのでは?と思いつつもここまできたら後戻りできないので進めていきます。
逆ハーネスとハーネスに加え、Type-C電源とドラレコ用のシガソケも繋いでもうわけわからんね。
とりあえず諸々の配線を強引に突っ込んでドン。
キタキタキタキタ!!!!!
セキュリティコードが家にあるので月極から家の前まで車を移動させます。
ん?パーキング下ろしたのに効いてると認識して警告音が………。
とりあえず気にせず動かしてシフトをリバースへ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ここで大事件。
メーター類の表示全部消えてウィンカーも死んだ笑笑
マジで笑えない状況で顔面蒼白。まずいとこに電気流れてめちゃくちゃになった?再起不能?ここで完全に心折れてこんな作業やらなければよかったと後悔。
とりあえず急いで配線全て引っこ抜いて駐車場まで再び移動。
少し落ち着いてきたところでお世話になってるショップへ連絡。
どうやらヒューズが怪しいらしい。焦りすぎてヒューズのことは完全に頭から抜けてました。
そしてヒューズボックスを漁ること数分…。発見しました。言われた通りメーターのヒューズがぶっ飛んでました。
ヒューズ交換したらとりあえず復活。本当に良かった。
けどなぜかエンジンチェックランプが点灯。
うーーーーーーーーーーーーーーーん。
もう頭がパンパン。
この辺でこの日の作業はおしまい。
ここからはヒューズがぶっ飛んだ原因を探っていきます。
察しの良い人はなんとなくわかってそうですが…。
とりあえずパーキングの警告音が鳴るということはここの配線がまずおかしいんですね。
そこで前回の記事にも載せたこれらの記事を見ていきましょう。
まず上の方から。
パーキング信号のカプラを探します。
5PINのCカプラがパーキング及びリバースの信号を検出してますね。
そして下の記事。
1枚目の写真。PULSE、REVERSE、PARKING、とあるところ。
どう見ても3PINですね本当にありがとうございました。
さらに良く見るとETCのところ、どうも5PINぽくないですか…?
そういうことなんです……。
とてつもなくアホなことをしてました。
ETCの端子にパーキング信号やらのカプラを突っ込み、REVERSEとPARKINGの配線はそもそも繋がってなかったってワケ
アホすぎて草、草ではないが。
恐らくリバースに入れた瞬間に変なとこに落ちてメーターのヒューズが切れたんでしょう。本当ありがとうヒューズ💧
てか年代によって同じカプラで違う信号を取り扱うなよって話。挿せるところは挿しちゃうでしょうが。
いやまぁ完全に自分の準備不足だし自業自得なんですけどね。
さて、原因がわかったところでまた必要な部品が増えました。
ドン。
なんとか適合するカプラを発見。
3P025-MX34-JAE-F-tr というらしい。
端子は前回作ったバックカメラ用と同じF端子。
安定の配線コムで注文。
このコネクタの配線はこちらを参考にしました。
真ん中がリバース、右側がパーキングの配線らしい。
なんとなく原因がわかったところで翌週末に作業再開。
既存の配線はこんな感じ(1番下の5本のやつ)。
1.白 常時電源
2.若葉 パーキング信号
3.若葉 パーキング信号
4.茶 リバース信号
5.黒 アース
なんでパーキング信号2本もあるん??
真ん中のリバース信号は既存のCカプラに繋がってる茶色の線から電源取出しコネクター(1187)を使用して引っ張ってきます。
0.3sqの細線ですが、芯線を180度曲げて二重にして強引にギボシで接続しました。
右のパーキング信号は直接アースに落とします。アースに落とすことによって走行中もDVD等の映像を映し続けたり操作も可能になります。やるしかないね。
こんな感じでサクッとリバースとパーキング信号のコネクタを作製。
そしてアース、なんやかんやで結構な数になりましたが、この車、オーディオパネル内にまともに取れるアースポイントがありません……。やっぱりゴミだこの車。
そこでキックパネルを外すと見えるボンネット開けるレバーを支えるステー?を取り付けているボルトでアースを取ります。
キックパネルは2箇所ピンで固定されているだけなので、運転席側から助手席側に向かって思い切り引っ張れば外れます。
ただし、キックパネルと干渉してる部分のウェザーストリップとサイドシルパネル?を外す必要があります。サイドシルパネルはプラスドライバー1本あれば外せます。
当然、既製品のアース線はここまで引っ張ってこれるほど長くないので、ギボシと余っている配線とクワ型端子を使って延長します。これも細線ですが強引にギボシとクワ型端子を圧着します。軽く引っ張って動かなければOKなので大丈夫大丈夫。
ボルト1本だけだと全て収まらないので、アースポイント増設ターミナルを使います。
これを使えば最大8本のアース線を繋ぐことができます。地味に便利。
なんとかすべての配線が終わってこんな感じにまとまりました。まとまってませんぐちゃぐちゃです。
忘れてましたがラジオの端子の形状が違うので変換ケーブルを使ってます。
これは前期後期共通です。
あとはすべての配線をナビやパネルに挿し込んで強引にナビを収めます。
ナビ裏は本当にスペースが少ないのでパネルを殴りながら押し込みます。
そしてエンジン始動………。
エンジン警告灯以外問題なし、ナビもちゃんと表示されてる。
緊張しながらもシフトをリバースへ。
やったあああああああああ!!!!!
線はおかしいけどちゃんとバックカメラも使えてる!
GPSも問題なし、走行中の操作も可能。
残る問題はエンジン警告灯。
ショップで診断機にかけてもらうために移動してたんですが、何故か警告灯が知らぬ間に消灯。
ラッキーと思いつつもログの確認をしたいのでそのまま向かいます。
よくわからんけど問題なさそうなのでヨシ!
これで一通りの問題を解決して、無事にナビ交換作業が終わりました。
長かった・・・。約3日を要しました。面倒だし大変だったけどなんだかんだこう言うことするのは楽しいんですよ。トラブルは懲り懲りだけど。
もしFD2シビックのナビ交換を検討している方は参考になるんじゃないでしょうか。特に前期型オーナー。
少しでも参考になると嬉しいな。
割と長くなった気がするので使用した部品等は次の記事でまとめます。たぶん。
まとめました。
おわり