前期型FD2シビック純正インターナビ→プレミアムインターナビ交換 その1
お久しぶりです。相変わらずすぐにやる気が無くなるすがげんまいです。
車のナビ交換をしました。めちゃくちゃ大変だったので記録として残します。
車購入時からついていた純正インターナビ、こいつが無能でBluetooth機能あるものの通話のみでオーディオ再生機能はなし。加えてAUXもなし。
そのため音楽再生はFMトランスミッター。音は悪い、稀に干渉する、段差などで途切れる…………。
まぁとりあえずナビもFMトランスミッターもゴミ。
そこでナビ交換したいなと昔から思っていたけど、FD2シビックの純正インターナビ装着車は社外ナビをポン付けで交換できない欠陥車両です。
不可能というわけではないですが、配線加工が必要だったり少々…かなり面倒くさい。
そんな不満を数年の間感じつつ、たまたま見つけたこちらの記事。
CARTUNEって香ばしい人たちの集まりと思い込んでたけどこんなまともな方もいるんですね。
これを見る限り、どうやらGathersならポン付けできるらしい。やるしかないやん。
それでは実際にどのように交換したのか紹介していきます。
まずは必要なものドン(写真忘れた)。
実際に買ったもの使ったものは最後にまとめます。たぶん。
別記事でまとめました。
いちばん重要なナビ本体は上記記事のシロウトモータースさんと同じVXM-155VFiをチョイス。
恐らく7インチの155以降なら大抵付けられると思うものの、若干の不安があったのと、たまたま中古がタイミングよく落ちていたので購入。
まずはホンダ車特有整備性の悪いオーディオパネルの取り外しから。
外し方はみんカラとかにたくさん記事が上がっているので割愛。
EK9はグローブボックス外さないといけないし下から覗き込まないと外せないネジがいくつかあったけどFD2も同じ感じ。
なんでオーディをパネル外すだけでメーターフードやら運転席側の内装いくつも外さないといけないんだ………ってなりますよ。本当にクソ。
そんなこんなでサクッとインターナビを摘出。
購入したVXM-155VFiと背面の比較。メインハーネスは買ったナビと同じ24ピンで間違いないはず。
ないはず…………………。
あれ?????????
左下のコネクタ形状違くない…………?
24PINじゃなくて17PINやないかーーーーーーーーーーーーーーい!
どうやらFD2は前期と後期で配線が違うらしい。
前期→17PIN
後期→24PIN
下調べ不足…。完全にやられました。ここでまず1回心が折れます。数分ボケーッとしてました。
結局24PIN逆カプラと17PINハーネスでいけるやろってことでその場でポチって作業再開。
気を取り直して続いてナビを固定するブラケットに穴あけ。
穴あけしないと左右2箇所ずつでの固定になってしまいます。
それでもいいけど折角なのでちゃんと穴あけしました。確か5.5mmの刃でちょうどよい大きさだったと思います。
目測でマーキングしたので若干ずれたし歪な穴になったけどちゃんと固定できたので問題なし。
もちろんバリができるのでヤスリやサンドペーパーを使用して均します。
仮付するとこんな感じ、いいね。
今回のナビ交換は純正でついているバックカメラも流用して使えるようにしたいので、ここからは配線加工をしていきます。
まずはリアシートを外します(????????????)
ぼくも意味がわかりませんが、シロウトモータースさんの記事を見る限り何故かバックカメラの配線はトランク右側に埋もれているらしい。わけわからん。
リアシートの外し方も割愛。
右側のテレビ視聴用のチューナー?にカメラの配線がきているはず。
はい、配線とご対面。
・・・・・・・・・・・・。
これもなんかCARTUNEの記事と線の数も形状も違うやんけ。どうなってるんだこの車。
ここで2回目の心折れ。
数分で気持ちを切り替え、完全にお手上げなのでディーラーへ確認しに行くことに。
わからんけど基本バックカメラの配線はこんなところにはきませんよ、とのこと。
いやでも実際にきてるFD2もあるんですよ…。これまた前期後期の差ってやつですか…。
どうしたもんかと調べているとこんな記事を発見。
オーディオレスFD3にインターナビをつけよう!って人の記事。わざわざゴミを取り付ける変わった人もいるもんだなぁ…。ただ、この変わった人のおかげで前期の配線完全に理解した。
前期型はDカプラ12PINでオーディオパネルのところまでカメラの配線が来ているみたいですね。これは助かる。
1.緑 リアカメラ電源
2.白 リアカメラアース
3.黒 リアカメラ映像信号(+)
4.赤 リアカメラ映像信号のアース(-)
5.灰 No,1~4のシールド(今回の加工では未使用)
6.茶 リアカメラ接続検出信号
わかったらこっちのもの、ケーブルをぶった切ります。
の前に、交換するナビの差込口にあったコネクターを作ります。
こちらの方の記事を参考にさせていただきました。
車両側のコネクタが違いますが、アメブロの記事にあったカメラ配線を参考に作製。
これらを使用して加工していきます。
一番肝心なカプラは日本航空電子 8P025-MX34-JAE-SB-F-tr、このカプラに配線を通すための端子はF端子(Sサイズ)/F025-MX34-JAE-F1を使用しました。
どちらも配線コムで購入できます。
配線はF端子のページに ■適用電線サイズ 0.22-0.35mm2 とあるので、0.3sq相当の線、車体側の線と作成したコネクタの線の接続はエーモンの接続コネクター(3328)を使用。
ギボシ接続のほうが良かったんですが、線が細くて対応していないので諦めました。
後々違う配線で細線にギボシ使うんですけどねワハハ。
F端子の圧着はホーザンのP-706というものを使用します。
配線コムのF端子のページに推奨圧着工具として記載があり、使い方の動画まであったのでコレを使えば間違いないです。
端子を圧着して配線を通してこんな感じに。
ケーブルは奥まで挿し込むとカチッと音と感触があると思います。そこまで挿します。
全てを挿し込んだら最後に裏側の黒い部分を押し込んでロックして完了です。
続いて車両側とカプラ側の配線を接続コネクターで圧着していきます。
こんな感じ。
この接続コネクターは0.2~0.5sqの線なら異径でも接続可能、被覆を剥かずにペンチさえあれば加工ができるので便利です。
車両側とカプラ側でそれぞれ圧着します。
それぞれ圧着し終えたら間違えないように接続してカメラ配線の加工は終了。
念の為使わなかった灰色の配線の先端に短絡防止のため、接続したコネクターの抜け防止のためにそれぞれアセテートテープを巻き付けておきました。巻きつけ後の写真は撮り忘れました。
作業的にはこの次にドラレコの取り付けを行ったけどこれは別記事でまとめます。
とりあえずこの日はここで作業終了。
暗くなってきて作業灯掛けようとサンバイザーどかしたらツメ折れました。悲しい。
続きは次の記事で。
おわり